小さきもの
2010年 03月 21日
早春。山々はまだ眠りから覚めずにいます。植え替えの終わった畑はふかふかと、スニーカーさえ埋まってしまうほどの柔らかさ。ふと足元を見ると、小さな花々がありました。スミレ、カタクリを見つけて、思わず這いつくばって撮ったのです。
木々が芽吹く前のわずかなひととき、小さな花々が畑のあちこちを彩ります。いつの間にか花開き、いつの間にかなくなっている。そんな潔さがいいなぁ。図鑑で調べましたら、スミレの方は「タチツボスミレ」というそうです。(Yu)
菫ほどな小さき人に生れたし (漱石)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2010-03-21 18:04 | コラム