杜仲葉、緑濃く
2009年 07月 26日

梅雨は明けたはずなのに、なんという蒸し暑さ。畑を歩いているだけで汗が流れます。
この暑さの中で、威勢がいいのが杜仲です。葉はますます大きく、緑濃く、枝は野放図に所選ばず伸び続けています。これはまさしく「暴れ杜仲」と呼ぶべきか。
幼木も合わせると1,000本はあるでしょうか。その葉はダイエットに効果があるとかで、杜仲茶の原料に使われ、去年は300kg近くを出荷しました。
その萌芽の力やすさまじく、昨秋ほとんどの枝を切ったにもかかわらず、すでに今は写真の通り。放っておくと、どこまで伸びるやら。毎年背丈を詰めて、葉を出荷するくらいでちょうどいいくらいです。
この葉の主成分なのか、葉を折って左右に開きますと納豆のように糸を引き、それは乾燥後もなくなりません。「暴れ杜仲」の勢いの源泉は、ひょっとすると、この糸引きにあるのかも。今年の夏は杜仲茶でも飲んで、粘着力をつけてみるか。(Yu)
空へ若竹のなやみなし (山頭火)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2009-07-26 12:47 | フジグリーン