柳
2011年 06月 12日

小生の住む栃木市に、ご覧のような蔵と川の風景があります。川を巴波川(うづまがわ)といい、明治-大正期に麻や荒物を舟で江戸に運んだそうです。いつの頃からか「小江戸」と呼ばれるようになりました。
この風景は栃木駅に降りますといやでも目にするのですが、たった一筋の柳が蔵の風情を引き立てています。もし川に柳がなかったら、蔵はただの蔵でした。
巴波川のほとりの茶屋で、妻とところてんを喰いました。酢と辛子が効いて、思わずムンクのようになりました。
六月を綺麗な風の吹くことよ(子規)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2011-06-12 14:51 | コラム