メジロ
2012年 03月 25日

お天気に誘われて、川辺りを散歩に来ました。ようやく梅が咲き始めています。
早朝の澄んだ空気に、野鳥のさえずりが響きます。梅を仰ぎみますとメジロが一羽、花弁をつついています。
中学生の頃、メジロが好きで飼いました。その頃はうまく獲れず、鳥屋のおじさんから一羽、一番のお気に入りを譲ってもらったのです。俊敏で、少しもじっとしていなくて、ホントに可愛かった。毎夜、ホウレンソウですり餌を作り、水浴びをさせ、気持ち良さそうになったのを見はからい、指籠(さしこ)に風呂敷をかけて「おやすみ」をいいました。
毎朝の、空気を裂くような彼のさえずりは、いつになっても起きてこない飼い主を呼んでいたのか。ああゴメンナサイ。
メジロはいいなあ。なりたいなあ (Yu)
たたずめば空のとほくとほく(山頭火)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2012-03-25 12:51 | コラム