芽吹きー2012春
2012年 04月 30日

やや遅くなりましたが、メグスリノキもあちこちで芽吹き始めました。野鳥や虫の動きも活発で、畑を包む空気が動き始めているように感じます。足元の土も気のせいかふかふかで、これはモグラが目を覚ましたんかと。山もすっかり萌黄色で、また新しい年の始まりです。
おととい、大学時代の旧友というか戦友というか親友と30ン年ぶりに上野で待ち合わせ、それは懐かしく飲みました。風采は変わったけれど、よく見れば表情はそっくりあの頃のままです。とりあえず元気で会えたことが何よりでした。実はこれはリハーサルで、2週間後にまたメンバーを増やして飲むんです。
今年の芽吹きを眺めながら思いました。木々は毎年大きくなるけれど、人は成長期を終えるとだんだん小さくなる。だんだん小さくなる人が、どんどん大きくなる木々を一生懸命世話をしている。飯の食い扶持もあるけれど、どんなに境遇が変わっても毎春芽を出す君たちはすごい。すごい上にきれいでオレに元気をくれる。出来れば長いこと、付き合って下さい。 (Yu)
うぐひすや堤をくだる竹の中 (蕪村)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2012-04-30 13:10 | メグスリノキ