素敵な贈り物
2013年 12月 23日
妻の親友・ももちゃんが贈ってくれた本の表紙。そう、メグスリノキの紅葉です。これが、描かれたものと知って驚きました。葉画家(ようがか)群馬直美さんの作品です。
葉脈に残る淡い緑、葉先の枯れ具合、紅赤色に染まった葉のしわ、膨らみ。そして葉柄に残る繊毛の色など、身近でいつも見ているメグスリノキそのものです。本物よりきれい! と思わず言ってしまうほどでした。
ご本のタイトルは「言の葉 葉っぱ暦」。歳時記のように、1月のスギから12月のビワまで実に86種の木の葉が、優しいコメントとともに描かれています。葉っぱに魅せられ、救われ、22年描き続けているうち、作者の心にそれこそ木の葉が舞い落ちるように言葉が降りてきたそうです。
この世の中の
ひとつひとつのものは
全て同じ価値があり
光り輝く存在である
群馬直美さんは、ガンと向き合い闘病中とのこと。プロローグには「ありふれた葉っぱたちのキラメキが、どうか届きますように。みんなの心が潤いますように」とありました。86もの葉っぱさんを代表して、表紙にメグスリノキが選ばれたことに感謝致します。
この本を贈ってくれたももちゃんも、ガンと闘いながら、旦那さんと脱原発のデモに行ってるそうです。
お二人に「ファイト!」を。そして、よいお年を。また足尾の温泉に行こうね。 (ゆ)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2013-12-23 17:03 | メグスリノキ