いらっしゃいませ
2014年 08月 16日
お盆休み、とあるお店で川魚料理を戴きました。座敷から眺めた小さな庭の片隅に、このお地蔵さんが並んでいたのです。思わず近くに寄って撮りました。眺めるほどに、こちらも笑ってしまいそうです。真ん中のお地蔵なんて、うちの子供のちっちゃい頃にそっくりだぁ....と、周りの空気もいっぺんに丸くなるようでした。
ここのご主人、兄の高校の同級生で、小生にはサッカー部の先輩です。じつに40ン年ぶりの再会。髪は白くなりましたが、周りをなごませる話しぶりや人柄はあの頃のまま。鯉のアライ、ナマズの天ぷら、野草のお浸しに子魚の甘露煮。ビールとお酒でじつにおいしく戴きました。
料理も座敷のたたずまいも、知る人ぞ知る隠れ里そのままだなぁ。このお地蔵さんも、考えてみればご主人みたいだ。世の中、思うようにいかないこと多く、いつも笑ってばかりいられないけど、せめて心は丸く穏やかでありたいと、このお地蔵さんに手を合わせます。
ご主人のKさん、リハビリ中の優しき奥さまを大切に。 (ゆ)
日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ (山頭火)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2014-08-16 11:18 | コラム