草刈り
2015年 08月 31日
草刈りです。今年の夏は35℃を超える高温続きで、雑草の伸びが尋常ではありません。刈ったと思ったらまた生え、少しさぼると膝丈までになって何度がっかりしたことか。かいた汗、飲んだスポーツドリンク、買わなければならなかった草刈り機の刃。それは去年の倍かもしれません。
伸びた雑草は刈らなければなりません。植えた若木が大きくなれないばかりか、根元を食い荒らすゴマダラカミキリの幼虫を駆除することも出来ないからです。
真夏の草刈りは結構な重労働です。軍手に長靴、麦わら帽子は必要不可欠。流れる汗は半端じゃなく、ヘビに出くわしブユやハチに刺されることも。それでも草は刈らないと.....
この作業は不思議なもので、長年草刈り機を回していると、刈り心地みたいなものを身体が覚えてきます。草は伸び過ぎず、出来ればススキのようにほど良い硬さ、刃は研いでおき、曇天で草は昨夜の雨に少し濡れているほうがいい。刃切れよさを感じるときです。
そんな刈り心地に身体を任せていると、ふと世俗のなんにも考えず、無心になっている自分に気づく時があります。草刈りそのものに集中している、ということかもしれません。
刈り終えて振り返ると、畑は一変してすがすがしく心地よい疲れ。1円にもならないけれど、これは仕事の成果だと言い聞かせて麦わら帽子を脱ぎました。若木が涼しそうです。 (ゆ)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2015-08-31 23:49 | コラム