杜仲よ萌えよ
2018年 11月 28日
根元からではなく、腰の高さまでを残して切るのには訳があります。こうしておくと来春、切り口の下から芽が吹き出し、それは萌芽となって勢いよく枝を伸ばし、夏には肉厚の葉が大量に開くのです。
国産杜仲葉1トンの引き合いがあり、これに備えた伐採作業というわけです。乾燥葉で1トンといえば、半端ない量です。ここだけで500本、他の植栽地のを合わせると700本ほどが育っています。そのくらいあれば何とか対応できそうです。
杜仲茶は四半世紀ほど前から、健康飲料として利用されてきました。葉に含まれる主成分ゲニポシド酸がコレステロールの減少、メタボリックシンドロームの予防に効果があることも知られています。ダイエットにも良いということから、世代を超えて女性の間でブームになったこともありました。
さて来年の夏、杜仲の葉摘み・乾燥作業に追いまくられる、ということになるとよいのですが......。果報は寝て待つとするか。 (ゆ)
by フジグリーン・メグスリノキネット
by megusurinoki-net | 2018-11-28 17:33 | イベント