芽吹きの前に
2009年 03月 22日
空は厚い雲に覆われて、ポツリポツリと雨が落ちています。
昨日、幼木の畑にチップ(木片)を撒き終え、風景も様変わりしました。
これは芽吹きの前の年中行事みたいなものです。
チップを撒いたところには、2-3年生の実生の幼木が植えてあり、マッチ棒くらいのものから鉛筆ほどの太さのものまで、約2000本が芽吹きのときを待っています。
これには理由がありまして、チップは①雑草から幼木を守り②表土の乾燥を防ぎ③のちに土に還って肥料となる・・・というわけです。以前はチップの替わりに杉檜の粉砕樹皮を撒きましたが、これはどういうわけか腐敗しにくく、土に還るまでに何年もかかるのでやめました。
サクラが咲けば、メグスリノキも芽吹き始めることでしょう。ウグイスも上手に啼いて、畑は一番いいときを迎えます。(Yu)
春雨や暮れなんとして今日も有 (蕪村)
by フジグリーン・メグ
スリノキネット
by megusurinoki-net | 2009-03-22 16:08 | メグスリノキ