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芽吹き前

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上野公園の桜は満開だというのに、北関東はこの肌寒さ。花冷えに花粉も舞って鼻水が止まらない。メグスリの林も震えるような静けさの中にある。


と思いきや、芽吹き間近の膨らみを見つけた。おっと、少しピントが甘かったか。真綿のような蕾の中がぼやけて見える。今回は風のせいにしておこう。芽吹くとき、開き始める幼い葉の産毛をピシャリと撮るのは、素人には難しい。


この少し気の早いのは、年明けここに仲間入りした10年生の若い木だ。たっぷり肥やしをもらっているから早く大きくなりたくて仕方がない。将棋が強くなりたくて、盤と駒をそろえて帰りを待っていた息子のようだ。


木々は手を加えてあげれば期待に応え育ってくれる。人を裏切るということがない。太く大きくなったメグスリノキの原木は、出荷を待っていてくれる業界仲間があり、会社が資金繰りに困ったときは頼もしい助っ人となってくれる。


自分たちの努力がそれなりに報われる仕事に就けるのは幸せだと思う。稼ぎは少ない。腰は痛いし膝は痺れてしんどいけれど、仕事を終え、ひと風呂浴びたあとの一杯はありがたいなぁ。(ゆ)


by <a href="http://www.megusurinoki.net/" target="_blank">フジグリーン・メグ
スリノキネット</a>





# by megusurinoki-net | 2019-03-30 16:50 | メグスリノキ  

植え替え2019

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また100本掘り上げた。来週早々の出荷なので、根が乾かないよう伏せておく。こうしておけば、いつでも積み込みできる。一日雨でも降れば、ほとんど心配いらない。

出荷と植え替えで、苗木の移動が続いている。年明けから800本は掘っただろうか。それでも予定した植え替え作業はまだ終わらない。掘るのはユンボだけれど、植込みはみな手作業だ。

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今日の植え替えは150本ほど。つーちゃんと小生で穴を掘り、そこにお春さんが肥料をまぶす。鶏糞にもみ殻を混ぜて発酵させた特製の肥やし。鼻がひん曲がるほどではないが、そこそこいい香りがする。

掘った苗木の根を切り整えながら植え込む。ここは土が柔らかいので助かる。最初はスコップで根元を埋めていたのだが、そのうち足で土を寄せて踏み固める。サッカーでいうとインサイドキックでパスするような按配だ。これだと腰にかかる負担は少ない。

つーちゃんは、と見ると、ちゃんと鋤簾(ジョレン)で土をならしている。「後でチップを撒くとき楽だねえ」と、お春さんも納得。さすがである。

予報では、明日の北関東は一日雨。なので作業は一休み。苗木のためにも腰のためにもちょうどいい。 (ゆ)

 
by フジグリーン・メグスリノキネット

# by megusurinoki-net | 2019-02-28 13:09 | メグスリノキ  

若返り

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植え替えを始めました。今年は、やや大がかりな作業です。軽トラに載っているのは樹齢10年足らずのメグスリノキ。掘ってみればなかなかのもので、樹高3m近くになるものもあります。

それもそのはず。害獣避けのネットに守られ、肥やしと日差しをたっぷりもらい、ふかふかの土で育ちました。どこに出しても恥ずかしくない立派な苗木です。これを200本、この農園に定植します。

植えるとき、ここでも肥やしはたっぷりあげます。これからずっと、ここで大きくなっていくのですから、最後の施肥ということになりますか。雨風に耐え、虫害にも日照りにもめげず、しっかり根を張っていくよう頼む。

君たち200本が加わると、この林もずいぶん若返り賑やかなことになる。春が来て木々が次々に芽吹き、葉を開き始める頃が楽しみだ。弁当を広げて宴会をやろう。

と、植え替え作業が一段落した翌日、腰痛がぶり返し2日寝込むはめになった。林地が若返るというのに、こんな体たらくではお話にならない。ああ、このくたびれかけた腰の若返りに、いい肥やしはないものか。 (ゆ)

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# by megusurinoki-net | 2019-01-31 10:40 | メグスリノキ  

よろしく頼む

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北関東は快晴です。身も縮むような男体下ろしに、メグスリノキも寒そうです。が、来春も天に向かってどんどん伸びよ、の思いを込めて撮りました。

春夏秋冬、月に何度もここで作業をしますが、すっかり葉を落としたこの時期に来るたび、木々が太くなっているのを感じます。柔らかな陽光を浴びて、なんとなく木肌も滑らかに見えます。

君たちのおかげで今年も何とかやってこれた。トン単位で原木を出荷し、チップの注文も順調だった。ほとんど営業も出来なかったけれど、相当の量の君たちを必要とする業者さんがいることは確かだ。

「毎日飲んでるよ。(肝機能の)数値がずーっと下がってる」と、リピーターのお客さんから電話注文も頂く。そんな時が一番嬉しい。この気持ちを君たちにどう伝えよう。

草を刈り、天敵のゴマダラカミキリをやっつけ、肥やしをあげてひたすら見守る。たまには枝を剪定して日当たりを良くしてあげる。そんなことしか出来ないけれど、気持ちはたぶん伝わっている。

年が明けたら、君たちの後輩を150本ほどここに連れてくる。よろしく面倒をみてやってくれ。 (ゆ)


  by フジグリーン・メグスリノキネット

# by megusurinoki-net | 2018-12-31 14:12 | メグスリノキ  

杜仲よ萌えよ

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朝露の残る山あいの畑に、チェンソーの音が響きます。白い帽子のつーちゃんが切っているのは、杜仲。もう100本は切ったでしょうか。

根元からではなく、腰の高さまでを残して切るのには訳があります。こうしておくと来春、切り口の下から芽が吹き出し、それは萌芽となって勢いよく枝を伸ばし、夏には肉厚の葉が大量に開くのです。

国産杜仲葉1トンの引き合いがあり、これに備えた伐採作業というわけです。乾燥葉で1トンといえば、半端ない量です。ここだけで500本、他の植栽地のを合わせると700本ほどが育っています。そのくらいあれば何とか対応できそうです。

杜仲茶は四半世紀ほど前から、健康飲料として利用されてきました。葉に含まれる主成分ゲニポシド酸がコレステロールの減少、メタボリックシンドロームの予防に効果があることも知られています。ダイエットにも良いということから、世代を超えて女性の間でブームになったこともありました。

さて来年の夏、杜仲の葉摘み・乾燥作業に追いまくられる、ということになるとよいのですが......。果報は寝て待つとするか。 (ゆ)






 
  by フジグリーン・メグスリノキネット

# by megusurinoki-net | 2018-11-28 17:33 | イベント